再び手に取る本

Posted by admin on 2014年12月7日 (Comments Closed)
in 小説に思いを馳せ…

学生時代の頃に読んでいたのは、恩田陸のシリーズです。特に大好きだったのは「六番目の小夜子」でした。当時十代だった私の心を、ちょうどよく刺激したのが恩田陸の作品たちだったと思います。図書館の検索機で探して見ると、思った以上にたくさんの著作が出てきました。嬉しかったです。
その日は本を借りるつもりはなく、図書館のテーブルでパラパラ読めたらなあ…くらいの気持ちでいたのですが、結局最後には3冊も借りてしまいました。昔読んだ本を1冊、新しい本を2冊です。学生の頃に読んだ感想と、大人になってから改めて読んだ感想と、きっと違うのだと思います。あの頃のように登場人物に感情移入してワクワクしたりハラハラしたりするあの感じは、たぶん味わえないんだろうなあ。その代わり、冷静に自分に重ね合わせて読むことができるかも。良い小説は何年経っても変わらずに楽しめると信じています!
恩田陸の他にも、江國香織さんや角田光代さんの本も図書館で借りてみようと思います。女流作家さんの書く物語って、不思議と惹きこまれます。

宮沢賢治の魅力

Posted by admin on 2014年11月24日 (Comments Closed)
in 日々思う

宮沢賢治の「風の又三郎」がふと頭をよぎるときがあります。「どっどどどどうど どどうど どどう」というオノマトペが印象的ですよね。
宮沢賢治の紡ぐ言葉は力強く、同時に耳に残りやすい親しみやすさがあるような気がします。
賢治の生まれた地、岩手県の花巻地方にも行ってみたいと思っています。岩手の美しい高原や、清々しい空気が賢治が生み出した数々の作品に影響を与えたと言いますよね。花巻地方にある宮沢賢治の資料館も有名ですね。
「銀河鉄道の夜」を初めてきちんと読んだのは中学1年生の頃でした。初めて読んだ時の正直な感想は「意味が分からない」でした。不思議な世界観、不思議な登場人物、不思議な終わり方に当時の私の思考は追いつかなかったのかもしれません。最近、久しぶりに「銀河鉄道の夜」を読み返しました。中学生の時はイマイチしっくりこなかった作品ですが、大人になった今、改めて読んでみると不思議な魅力に気づくものですね。カムパネルラとジョバンニの友情とか、生死の狭間のおぼろげな世界観とか。夢のような現実のような世界を、なんて魅力的に描く人なんだろう!と賢治の魅力に気づきました。
週末には図書館に行って、詩集を借りてこようかなと思っています。楽しみです。

雨上がりの偶然

Posted by admin on 2014年11月13日 (Comments Closed)
in 日々思う

読書の時に落ち着く環境は人それぞれだと思います。家のソファーで、ベッドの中で、図書館の机で、公園のベンチで。一人ひとり「いちばん読みやすい場所」があるみたいですね。
私がいちばん落ち着いて読書ができる場所は、近所のカフェです。店内には静かなジャズが流れ、ふかふかの大きなソファーがあります。店の外にはテラス席もあるため、天気の良い日は気持ちよい風を浴びながら読書に勤しむこともできるのです。おすすめの場所です。また、混雑している日はあまりないため、周りを気にせずに本の内容に没頭することができます。
先日、雨があがったのでカフェまで散歩をしました。もちろん読みかけの小説も一緒に。店内は空いていたのですが、一人だけ高校生の女の子がいました。どうやら雨がやむのをカフェで待っていた様子です。女の子のテーブルには何冊か本が置いてありました。受験勉強かな?と思ってチラっと見てみると、なんと、私が持ってきた小説の作者が書いた本!私も数年前に読んだことのある一冊だったのです。
ちょっと嬉しくて声をかけようか迷いましたが、変な人だと思われるのは嫌なのでやめておきました^^;
普段はこのカフェで周りの人を気にすることはあまりないのですが、雨あがりの偶然でこんな嬉しい出来事がありました。私の好きな作家さんの本が、高校生の女の子に読まれていることも嬉しかったです♪

廃品回収から救出された本のこと

Posted by admin on 2014年10月27日 (Comments Closed)
in 小説に思いを馳せ…

本を処分するために縛っていたら「それいらないなら頂戴」と家族が一冊抜いていって、そういえば昔はこんなことがよくあったなあ、と思いだしました。私が子供の頃は今よりも子供自体の数が多くて、廃品回収には本がいっぱい出されたものでした。その中に面白そうな本があると、皆、引き抜いていたりしたんです。学校の学年が変わる春先には、教科書も大量に出されましたね。もちろんそれは引き抜きませんよ。ただ、回収する人は大変だろうなあと思っていただけです。今はそんなこともなくなりました。本は捨てるよりも古本屋に持って行く人が多いでしょうし、雑誌も配信で売っていたりしますからね。そういえば、子供の頃にあった学習事典、あれはどうしたのでしょう。親が処分したのでしょうか。それとも全巻揃っていたから、誰かにあげたのかもしれません。うっすらとした記憶しか残っていないのですが、キャラクターとして出てくる動物が可愛くて、幼稚園時代のお気に入りでした。今から思えば、大判の事典を揃えるのには、ずいぶんお金もかかったでしょうね。時代は関係なく、シリーズものというのは高価なものです。それこそ図書館くらいしか買わないのではないかと思ってしまいます。おかげで揃えたいものは多々あれど、ぐっと我慢が続いています。

文集は黒歴史記録帳?

Posted by admin on 2014年10月14日 (Comments Closed)
in 日々思う

先日、埃まみれになった文集が出てきました。小学校時代のものです。すっかり色が変わったそれをつい懐かしく手に取ったのですが、中を開いてびっくりしました。コピーの文字が消えかかっているのです。今までどんな中古本を買っても、文字が消えているなんてなかったのに、どうしたことでしょう。紙が悪いのか、印刷が悪いのか、それとも日に当たったのがいけないのか。わかりませんが、思い出が消えてしまうようで悲しかったです。とりあえず今度は埃をかぶらないようにと、プラスチックケースに入れました。ただその箱がある場所は、日当りが良いんですよね。気を付けないと、また色褪せてしまうでしょうか。時間のあるときに置き場を考えなくてはいけません。しかしこの文集、わりと処分してしまっている人が多いのには驚きました。聞いたのが友達だけなので、私の友達限定なのかもしれませんが……たしかに見返したくないような作文とか、ちょっと残念な気持ちになってしまうような将来の夢とか書いてありましたけど、あの時代も確かに今の私を作ってくれた時期なんですよね。今過ごしている時間を将来思い返したときに、あれは黒歴史だったと思うことがないよう、しっかり生きようと思わされました。

国と時代を超えたシンデレラ

Posted by admin on 2014年9月27日 (Comments Closed)
in 小説に思いを馳せ…

だいぶ昔のことですが、各国のシンデレラの絵本が一か所で展示されるということがあったようです。誰もが知っている有名な話ですね。日本の平安時代、美女と言えば、しもぶくれのふっくらした顔をした人でした。髪は長ければ長いほどよかったそうで、自分の身長以上に伸ばしていた人もいたそうですよ。でも現代、顔や髪型の好みは人それぞれ。ぽっちゃりした人が好きだという人もいれば、スレンダーが好みだという人もいます。同じ国でも時代によってこんなに違うのですから、国の違うシンデレラはどれだけ魅力的な女性が集まっていることでしょうね。そう言えば最近、近所のコンビニで手のひらより少し大きいサイズの絵本を見ました。そのシリーズの中にはシンデレラもありましたが、そのまま少女漫画の主人公になれそうなかわいらしい女の子が描かれていました。そのような絵柄であれば、現代の子供も手に取りやすいと判断されてのことだと思います。そう考えると、古くから続いている物語が再販されると絵柄が変わったり、文章が変わったりするのも納得できますね。きっと時代にあったものを作るということなのでしょう。私が子供の頃に読んだ絵本、全部とっておけば比較して楽しめたのにと、少々残念な気持ちを味わっています。

詩集を集めていた意味

Posted by admin on 2014年9月9日 (Comments Closed)
in 日々思う

相田みつをさんの詩に出会ったとき、驚いたことを覚えています。とてもシンプルで、言われてみれば当たり前のことが詩になっていたからです。それに気付いて伝えられるって、本当にすごいことですよね。たくさんの言葉を連ねれば、その中の何かが人の琴線に触れるかもしれません。でも詩はそこまで長くないものが多いです。それなのに心を打ちます。その小さな世界に、人は魅了されるのです。詩集を昔はたくさん持っていましたが、今はそのほとんどを手放してしまいました。どうしてかは、今の私には思いだせません。ただ私の本棚には詩集がないという事実があるだけです。もしかしたら、その時の私は考えるのが嫌だったのかもしれません。小説は文章の流れでどんどん頭に入ってくるけれど、詩は短い中に書いてあるものを自分が見つけ出さなければならないと思っています。簡単な中にある真実というか、そこから自分に問い返す時間というか、そういったものが必要なのです。だからこそ、詩は多くの場合、自分を見つめ直す手段になりえるのでしょう。そしてだからこを私は、感受性豊かな学生時代に、詩集を集めていたのでしょう。図書館で相田みつをさんの本を偶然手に取った今、そんなことを考えました。

雑誌で学んだラジオ体操

Posted by admin on 2014年8月17日 (Comments Closed)
in 日々思う

私はラジオ体操をするのが日課です。第一と第二を連続でやって、その後適当にストレッチをして、一日の体を動かす準備が終わるといった感じです。最初は腰痛予防のために腰を回すのがいいと言われ、腰だけを回していたんです。ベリーダンスのようにその部分だけ。でもそれだけって、飽きるんですよ。その後、ラジオ体操の腰を回す運動でいいんだよと言われ、それなら他の部分も動かせるし、ラジオ体操にしようと思い立ちました。早朝に近所の公園でやっているのは知っていますが、お年寄りが多いということで、自室で音楽を流してこっそり続けています。第一は学生時代からよくやっていたので知っていましたが、第二は全く知らなくて、ネットで調べ、さらに両親の本棚から発掘した健康雑誌を見て覚えました。たぶん細部の指先をの伸ばすとか、どこに視線を向けるとかは気にしていないので本来のものとは違ってしまっているとは思いますが、なんとなくラジオ体操第二っぽくはなっています。部屋でやっているのでジャンプは飛ぶふりだけして、もう三か月以上続いています。三か月続けば習慣になると聞きますから、もう習慣になったかもしれません。とはいっても、時々さぼってしまうんですけどね。完璧ではなくてものんびり続けたいと思っています。

本の交換会で勧めたい作品

Posted by admin on 2014年8月1日 (Comments Closed)
in 小説に思いを馳せ…

私の住む地域でも、本の交換会が行われていると聞きました。初めて出会う人たちがお勧めの本を持ち寄って、交換する集まりです。以前、遠方に住んでいる友人が「こんなのに参加したよ」と教えてくれたんです。それを聞いて羨ましく思っていたのですが、地元にもあったなんて。ぜひ参加してみたい!のですが……私、人見知りなんですよね。昔から外で人と遊ぶより、家の中で本を読むほうが好きでしたから、当然と言えば当然です。参加は難しい、かな。でももし初めて会う人に本を勧めるとしたら、どんな本を選ぼうかと考えると、楽しくなってきます。感涙する恋愛小説もあれば、ほんわかした家族の話もあります。どきどきする冒険小説も、頭を使う推理小説もあります。どれも素敵な話なのだけど、人の好みは十人十色。悩むところですね。ちなみに私の本棚は一風変わったジャンルごとに並んでいます。歴史、ファンタジー、恋愛と、あとは妖怪の話が、歴史も漫画もごちゃまぜに。たぶん私以外の人が見たらすごくわかりにくい区分けだと思います。友達が遊びに来て(本を)見ていく学生時代とは違いますから、自分の自由に置けばいいんですよね。さて、本棚を覗いて、お勧めの本を探ります。参加は……できるかわからないですけど。

司書さんの口調が似ている理由

Posted by admin on 2014年7月29日 (Comments Closed)
in 日々思う

図書館に行って真っ先に向かうのは、本を返却するカウンターです。私の家の近くの図書館では、そこに数名の女性がいます。そしてその女性みんなが、笑顔で優しく応対してくれます。おっとりとした口調まで同じに聞こえるのは、私が司書さんに対して持っているイメージなのでしょうか。たとえるなら、電車の車掌さんのアナウンスのような。「次○○駅です」というアナウンスって、どの電車でもイントネーションが似ていますよね。小学校に上がる前、私は車掌さんはみんな、あのしゃべり方を練習するのだと思っていましたが、あれは自然にそうなっていくらしいですね。前にテレビで見ました。不思議なものです。もしかしたら司書さんたちも、あのカウンターで応対していると、自然にあんな優しい口調になってしまうのでしょうか。そうだとしたら「一回図書館でお仕事体験してきなさい」なんて、母に言われそうです。話す言葉というのは、とても大事なものです。一時期話し言葉の本なんかもよく見ましたけれど、綺麗な言葉の使い方、なんて項目がありましたもの。笑顔と言葉。それで印象の良しあしが決まるのだと、その本には書いてありました。私も司書さんたちを見習って、穏やかな口調と仕草を心がけたいものです。

官能小説ってどんなイメージを持ってますか?いやらしいだけのイメージ? そう思ってるあなたはきっと損してます。まずはためしに読んでみてください。表現のはばが広がります。