本を作る人

Posted by admin on 2015年3月26日 (Comments Closed)
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昔付き合っていた恋人が、本の編集プロダクションで働いていたのですが、彼の仕事が忙しすぎて私もちょこっと手伝っていた時期があります。校正を少し協力したり、撮影のアシスタントをしたり…。一口に本を作る仕事といっても色々なことをしなきゃいけないんだなあと学びました。彼の担当はネコ雑誌で、島ネコの取材をするからと言って様々な島に出掛けていました。ライターさんやデザイナーさん、カメラマンさんなどそれぞれの分野の専門家がいて、そして本は作られるようです。舞台裏を見ることができて、興奮したのも事実です。私たちが書店で何気なく手に取っている一冊の本は、たくさんの人の力があって出来上がっているのですねえ…。
それから本を作る仕事に興味を持ち、私もそっちに転職しようかと考えたことがありましたが、多忙な彼の仕事ぶりを見たら、怖気づいてしまいました。時期にもよりますが、忙しい時期は日付を跨いで退社することも。結婚して子どもがいる人は、なかなか続かない仕事だと話していましたね。興味本位で私なんかがパっとできる仕事内容ではないようですね。
本の作り手になるよりも、私は読み手でいいなあと思ってしまいました。感謝を込めて一冊一冊を読みたいです。

中学の卒業文集

Posted by admin on 2015年3月10日 (Comments Closed)
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先日、中学時代の卒業文集を発見しました…!卒業アルバムを見るのは楽しいですが、文集もなかなか楽しいです。当時の私は何を書いているのかと読んでみたところ、将来はスチュワーデスになりたいから大学では英語を専攻したいこと、犬を3匹飼いたいから早めに結婚して豪邸を建てたいこと、老後はパリのセーヌ川沿いに住んで不自由なく暮らしたいことなど自由奔放に書かれていました。私がこの子のお母さんだったら「もう!なに恥ずかしいこと書いてるの!」と恥ずかしさのあまり一喝したことでしょう。今まさにそんな気分です。子どもじゃなくて自分だということが残念です。
しかし、どんな発想でこんな偉大な夢を描いていたのでしょうかね?中学3年生って、もう少し現実的に物事を考えるんじゃないかしら?あ、もしかすると推薦で志望校の入学が決まり、調子に乗ってこんなことを書いてしまったのかもしれませんね。
あまりにも突拍子の無い内容で驚きましたが、たしかにこんな未来おもしろいかもしれませんね。老後はぜひセーヌ側の近くにアパートメントを借りてオシャレに暮らしてみたいな。犬は一匹でいいけど、セントバーナードみたいなどっしりしたパートナーが欲しいです。夢膨らむ、ですね。

自分を守るもの

Posted by admin on 2015年2月23日 (Comments Closed)
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先週、友達の家に遊びに行ってきました。友達は大学生の妹と二人暮らし。姉妹で仲良しなんだな~と以前から思っていました。遊びに行くと、妹さんは勉強の真っ最中。大学の試験前だったようです。タイミング悪くお邪魔しちゃったかなあと恐縮したのですが、「全然気にしないでください」とのことだったので、気にせずおうちでゆっくりさせていただきました。
妹さんは法学部。いつも夜遅くまで勉強をしているようです。頭いいんだろうなあ。友達も、妹の影響で最近「日本国憲法解説書」なるものを読み始めたのだとか。私はまったく知らない法律の世界。しかし、「いざというときに、自分を守ってくれるのは法律なんだよ」という友達の言葉を聞いて考えさせられました。憲法や法律に対して、私は今まで受け身で生きてきたなあと反省…。自分が持っている権利くらいは、自分で分かっておくべきかもしれません。恥ずかしいことに、法律に関する知識はあまりないのですが分かりやすい解説書などもたくさん売っているらしいです。まずは易しいものから、私も勉強してみようかなあと思いました。
真剣に考える私に、妹さんが言ったのは「私も法学部じゃなかったら知らない法律ばかりですよ。だから、知らない法律があることは恥ずかしいことじゃないです」ということ。優しい言葉に涙が出そうになりました。

電車という空間

Posted by admin on 2015年2月8日 (Comments Closed)
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電車の中というのは、実に面白いです。私が特に気に入っているのは、人が何を読んでいるのかを見ること。そんなにじっくり見入っていては私が変な人だと思われてしまうので、ほどほどにしていますよ?(笑)表紙のタイトルや、新聞の見出しをチラチラと見て愉しむのです。あ、この人は英語の勉強をしているな、とか。あ、漫画の新刊を読んでいる人がいる、とか。ドラマ化した作品の原作を読んでいるぞ、とか。電車の中がまるで1つの図書館のように感じます。もちろん本を読んでいる人以外にも、携帯でメールをしている人や友だちとのお喋りに夢中になっている人、寝ている人、赤ちゃんをあやしている母親など、色々な人がいます。みんなそれぞれ、自分の世界に没頭し、私が見ている目にも気づかないのです。
こないだ電車の中で、偶然私が持っている本と同じものを読んでいる女性がいました。思いがけない偶然に、胸が密かに高鳴りました。その先のストーリー、私は知っているよ!と耳元で教えてあげたくなるような不思議な気分。奇妙な親近感を覚えた出来事でした。
私が電車の中で誰かを見ているのと同じように、私も誰かに見られているのかもしれません。そう考えると、電車って本当に面白い世界だなあ。

掲示板活用法

Posted by admin on 2015年1月22日 (Comments Closed)
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私がよく行く本屋さんには、誰でも使える掲示板があります。ピアノ教室の生徒募集や、家庭教師、ママ友サークルからペットのお尋ねポスターまで何でも貼って良い掲示板です。貼る前には一応、本屋さんの検閲がありますが、本屋さんの掲示板に不相応なものでない限りはだいたい貼らせてもらえるそうです。
ある日、お店に入ったついでにふと掲示板を見てみると、興味深いポスターに目が止まりました。「ロケット部 部員募集」と大きな文字が書かれた1枚。どうやら地元の高校の部活が、部員を募集するために掲示したものらしいです。それにしても「ロケット部」なんて聞いたこともありません。ヨット部、馬術部は知っているけど、ロケット部ってまさかロケットに乗るのかしら…?
私がしげしげとポスターを眺めていると、店員さんのおばあちゃんがやってきて説明してくれました。どうやらロケット部は、1年前に有志の生徒で立ちあげた部活らしく、「宇宙に行きたい」という夢のあることが入部の条件なんだとか。宇宙工学について調べ、文化祭では発表するのだそうです。なんだか素敵な部活ですね。
本屋さんの掲示板を眺めると、こういった面白い発見があります。町の人の役に立っているし、これからもなくならないで欲しいなと思います。

新しい本棚を探しに

Posted by admin on 2015年1月7日 (Comments Closed)
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先日、インテリアショップのIKEAに行ってきました。IKEAといえば、北欧のインテリアショップです。オシャレなんですが、値段もそれほど高くなくお財布に優しいんですよ。北欧版のニトリ、と友人が言っていてなるほど納得しました。何が目的で行ったかと言うと、リビングに置く本棚です。今使っているものは、祖母からもらったものでだいぶ老朽化が進んでいます。本を出し入れするたびに、「ミシミシ」と軋むので、これは買い替えるタイミングかなあと思い切りました。祖母の本棚は木製で日本の昔ながらの作り、といった佇まい。我が家のリビングはフローリングなので、新しく買うならオシャレな洋風の本棚がいいかなあと考えていました。
IKEAに実際に行ってみてびっくりしたことは、広さです。とっても広いんですね!レストランもあるし、1日過ごせるんじゃないかしら。お部屋のコーディネートモデルなんかもあって、見ているだけであっという間に時間が過ぎました。お目当ての本棚もたくさんありましたよ。背の高くてスリムなもの、テレビ台としても使えるタイプのものなど、用途に合わせて色々な種類があります。とても迷ったのですが、最終的に決定したのは、白くてシンプルな一品。白い家具って、まさに北欧!ってかんじですね。今までは和風の趣きだったのに、いきなり北欧調になって大丈夫かしら(笑)
さっそく本たちのお引越しをしています。収納が変わると、本の見え方も変わってくるような気がしますね。今まで本棚の隅っこで何年も眠っていた本も、これを機にもう一度読んでみようかな。新しい家具との出会いと同時に、昔読んだ本たちとの再会がありました。

海外からの嬉しいお手紙

Posted by admin on 2014年12月26日 (Comments Closed)
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先日、幼馴染みから素敵な手紙が届きましたよ。彼女は今、イギリスのロンドンで夫と子どもと一緒に暮らしています。私とは4歳のときからのだいぶ長い付き合いで、学校を卒業し、社会人になってからもたまに一緒に遊ぶほどの仲よしでした。しかし数年前、イギリスへ留学中に現地で出会った彼と結婚し、彼女へ移住することになりました。以来、彼女とはまだ一度も会っていないのですが、年に1回くらいエアメールで手紙のやりとりをしています。
今回の手紙には写真も添えられており、家の前で家族で撮った微笑ましい一枚でした。3歳になった彼女の息子と愛犬を写っていて、とても幸せそうな写真に私まで顔が綻んでしまいました。移住したばかりの頃は「あっちでうまくやれるか不安」と言っていたのに、今ではすっかり海外の人の顔になっています。彼女の満たされた表情を見て、安心しました。
彼女に手紙を貰ったら、私はすぐに返信することにしています。すぐに返信してもあちらに届くまで1週間くらいかかるようです(時期や天候にもよりますが)。メールを使えば一瞬で世界中のどこへでもメッセージを送ることが可能です。しかし、一文字一文字に気持ちを込めて書く手書きの文章に特別なものを感じて、私たちは未だにアナログな方法でやり取りをしています。今回は私も写真を添えようと思います。

再び手に取る本

Posted by admin on 2014年12月7日 (Comments Closed)
in 小説に思いを馳せ…

学生時代の頃に読んでいたのは、恩田陸のシリーズです。特に大好きだったのは「六番目の小夜子」でした。当時十代だった私の心を、ちょうどよく刺激したのが恩田陸の作品たちだったと思います。図書館の検索機で探して見ると、思った以上にたくさんの著作が出てきました。嬉しかったです。
その日は本を借りるつもりはなく、図書館のテーブルでパラパラ読めたらなあ…くらいの気持ちでいたのですが、結局最後には3冊も借りてしまいました。昔読んだ本を1冊、新しい本を2冊です。学生の頃に読んだ感想と、大人になってから改めて読んだ感想と、きっと違うのだと思います。あの頃のように登場人物に感情移入してワクワクしたりハラハラしたりするあの感じは、たぶん味わえないんだろうなあ。その代わり、冷静に自分に重ね合わせて読むことができるかも。良い小説は何年経っても変わらずに楽しめると信じています!
恩田陸の他にも、江國香織さんや角田光代さんの本も図書館で借りてみようと思います。女流作家さんの書く物語って、不思議と惹きこまれます。

宮沢賢治の魅力

Posted by admin on 2014年11月24日 (Comments Closed)
in 日々思う

宮沢賢治の「風の又三郎」がふと頭をよぎるときがあります。「どっどどどどうど どどうど どどう」というオノマトペが印象的ですよね。
宮沢賢治の紡ぐ言葉は力強く、同時に耳に残りやすい親しみやすさがあるような気がします。
賢治の生まれた地、岩手県の花巻地方にも行ってみたいと思っています。岩手の美しい高原や、清々しい空気が賢治が生み出した数々の作品に影響を与えたと言いますよね。花巻地方にある宮沢賢治の資料館も有名ですね。
「銀河鉄道の夜」を初めてきちんと読んだのは中学1年生の頃でした。初めて読んだ時の正直な感想は「意味が分からない」でした。不思議な世界観、不思議な登場人物、不思議な終わり方に当時の私の思考は追いつかなかったのかもしれません。最近、久しぶりに「銀河鉄道の夜」を読み返しました。中学生の時はイマイチしっくりこなかった作品ですが、大人になった今、改めて読んでみると不思議な魅力に気づくものですね。カムパネルラとジョバンニの友情とか、生死の狭間のおぼろげな世界観とか。夢のような現実のような世界を、なんて魅力的に描く人なんだろう!と賢治の魅力に気づきました。
週末には図書館に行って、詩集を借りてこようかなと思っています。楽しみです。

雨上がりの偶然

Posted by admin on 2014年11月13日 (Comments Closed)
in 日々思う

読書の時に落ち着く環境は人それぞれだと思います。家のソファーで、ベッドの中で、図書館の机で、公園のベンチで。一人ひとり「いちばん読みやすい場所」があるみたいですね。
私がいちばん落ち着いて読書ができる場所は、近所のカフェです。店内には静かなジャズが流れ、ふかふかの大きなソファーがあります。店の外にはテラス席もあるため、天気の良い日は気持ちよい風を浴びながら読書に勤しむこともできるのです。おすすめの場所です。また、混雑している日はあまりないため、周りを気にせずに本の内容に没頭することができます。
先日、雨があがったのでカフェまで散歩をしました。もちろん読みかけの小説も一緒に。店内は空いていたのですが、一人だけ高校生の女の子がいました。どうやら雨がやむのをカフェで待っていた様子です。女の子のテーブルには何冊か本が置いてありました。受験勉強かな?と思ってチラっと見てみると、なんと、私が持ってきた小説の作者が書いた本!私も数年前に読んだことのある一冊だったのです。
ちょっと嬉しくて声をかけようか迷いましたが、変な人だと思われるのは嫌なのでやめておきました^^;
普段はこのカフェで周りの人を気にすることはあまりないのですが、雨あがりの偶然でこんな嬉しい出来事がありました。私の好きな作家さんの本が、高校生の女の子に読まれていることも嬉しかったです♪

官能小説ってどんなイメージを持ってますか?いやらしいだけのイメージ? そう思ってるあなたはきっと損してます。まずはためしに読んでみてください。表現のはばが広がります。